virgilの日記

映画、シリーズの感想多めです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「ラブレス」2022年の今見ると興味深いロシア映画

今年2月のロシアによるウクライナ侵攻以来、いろいろ重なってロシアという国に興味が沸いてきた。以前から不思議な国だなと思ってたけど、現地の知人なしに旅行するにはハードルが高く(ビザもいるし)、遠巻きに眺めながら、どこから手を付けていいか分か…

「産婦人科医アダムの赤裸々日記」「シャイニングガール」

産婦人科医アダムの赤裸々日記 シャイニングガール 産婦人科医アダムの赤裸々日記 皮肉の嵐に大笑いしながら、次の瞬間にはあまりの辛さに胸が痛くなる…。辛い現実を笑い飛ばすイングリッシュ製作品の見本のようなドラマだ。2000年代にNHSで産婦人科医をして…

「最後の決闘裁判」「ゲティ家の身代金」「ナイブズ・アウト」

リドリー・スコット→クリストファー・プラマーの流れで3本。 最後の決闘裁判 ゲティ家の身代金 ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密 最後の決闘裁判 リドリー・スコット監督、マット・デイモン&ベンアフ脚本出演の本作は、アメリカでも日本でもコケたら…

北米のコミック冊子が素敵な理由と、アラレちゃんの単行本

Optic Nerve No.13 - Adrina Tomine 「パリ13区」という映画が公開中だ。日系アメリカ人、エイドリアン・トミネが書いたいくつかのコミックを原作としている。その中の1つはまったく聞いたことがなかったので調べてみると、昔のコミック冊子の中に収録され…

「ナイトメア・アリー」「怪物團(フリークス)」

映画自体も面白いけど、社会背景をもっと知りたくなる2本。 ナイトメア・アリー 怪物團(フリークス) ナイトメア・アリー 映像がきれいなので、ぜひ劇場で観るのをおすすめ。照明が素晴らしい。 デルトロ作品てファンタジーとかなにか異形なものがでてくる…

Amazon Primeで観た犯罪ドキュメンタリー2本

アマプラのほかに、hulu、U-NEXTでも観られるみたい。 カルト教団:ウェイコ事件の真相 -狂気 or メシア- キリング・シーズン ロングアイランドの連続殺人鬼 カルト教団:ウェイコ事件の真相 -狂気 or メシア- 左がデビッド・コレシュ スピルバーグの若い頃…

「The Sinner 隠された理由」「ユニークライフ」「フォーティチュード/極寒の殺人鬼」

アマプラでブリティッシュ・ベイクオフを見ながら食事をする毎日。NetflixとStarEXでシーズン単位で観たもの。 The Sinner 隠された理由(Season 4) ユニークライフ(Season 1) フォーティチュード/極寒の殺人鬼(Season 1) The Sinner 隠された理由(Se…

「インベスティゲーション」

インベスティゲーション 何も知らずに観始めたら、とにかく地味で、捜査は遅々として進まない。タイトルに「捜査」とシンプルにつけられているとおり、ひたすら地道な作業が続く。これが決めてになるか!と思ったら、はいダメでした、の連続。電話がかかって…

「マンハント」「瞳の奥に」

Netflixオリジナル2本。 マンハント 瞳の奥に マンハント 手作り爆弾を仕掛けた郵便物を開けた人々が死亡または重症を負う連続殺人事件。FBIはマスコミや被害者からの批判にさらされながら、「ユナボマ―」と名付けた犯人を17年ものあいだ逮捕できずにいた。…

「ドント・ルック・アップ」「ロスト・ドーター」

Netflixオリジナル映画2本。 ドント・ルック・アップ ロスト・ドーター ドント・ルック・アップ 個人的に、Aリスト俳優がぞろぞろ出演する映画が面白かった試しがない。たとえ大好きな人たちだとしても、いつも散漫な印象で終わる。なので、これも観ないなー…